セルビア隊員第1号 ~ブログ始めました~ 派遣国紹介①
はじめまして!
JICAボランティア 2018年度3次隊
青年海外協力隊【障害児・者支援】でセルビアに派遣中のYUYAと申します。
私はセルビアの首都ベオグラードにある障害者スポーツ協会でトレーナーとして、障害のある子どものからお年寄りの方へのスポーツ指導や、大会・イベントの運営支援などを主に活動しています。
↑ちょうど派遣1年前に東京で行われたセルビアイベントでの様子
あ、みなさんと明らかに人種の違う左が私です笑
実は2019年の1月にセルビアに派遣され、ちょうど1年が経過しています。(いつかブログを始めよう、来月やろう、来年やろう.....ばかやろう)ということで少し遅いかもしれませんが記録用として、また皆さんに少しでもセルビアについて知ってもらいたいという理由からブログをスタートしました。
しかも、実はセルビアへのJOCV(青年海外協力隊)派遣は僕が最初、初代隊員なのです(驚)。これは、もうやるしかありませんね!プライド上!
これからは2週間に1回程度は何か記事をかけたらなと思います。
このブログでは良くも悪くも協力隊目線で本音で書いていきたいと思います。最近ひそかに増えつつあるセルビアファン、多くの方がDMM英会話やスポーツの分野で興味を持った方が多いかと思います。この国に住んでみて、働いてみてのリアルな意見や感想をここに書いていきたいと思います。
☆アドバイスや質問はもちろんのこと、クレーム等も貴重な意見として大歓迎します。どうかよろしくお願いしますー!
では、本日は最初の投稿ということで「派遣国紹介①」
ざっとセルビア共和国の紹介をしたいと思います。
面積は北海道とほぼ同じで、欧州東部のバルカン半島に位置する内陸国。
人口:702.2万 (2017年統計) 首都:ベオグラード
言語:セルビア語(公用語) 宗教:セルビア正教(国民の殆どが)、カトリック、イスラム等
日本からみるとここに位置します
飛行機で大体15時間ちょい
かつて首都のベオグラードは、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、マケドニア共和国、スロベニア、モンテネグロ の6つの共和国で構成された
ユーゴスラビアという一つの国の首都であり、セルビアは政治的にもその中心となる国でした。
しかし、建国後は民族間の紛争(ユーゴスラビア紛争)や経済格差の問題からユーゴスラビアは崩壊(1991年~1999年)、現在はそれぞれ独立国となっています。
セルビアの歴史はほんとに深くて難しい。。。。でも面白い
いつかもっと勉強して細かく記事を書けたらなと思います。
セルビアと聞くと「どこ?」「シリア?」「シベリア?」と日本人にはあまりなじみのない国かもしれませんが、実は日本とは深い交友関係があります。
90年代からの民族間同士の対立で紛争が起き、99年にはNATOによる空爆により、多くの建物が破壊されました。現在でも首都には空爆の跡が残されています。
終戦後、復興のために日本からも支援が入り、両国の国旗が描かれた黄色いバス93台が寄贈されました。
10年以上たった現在もベオグラードではこのバスが数多く走っている。かなり年季の入ったバスだが、両国の国旗だけはいつもきれいにされ、繰り返し張り替えられている。このこともあってか、セルビア人は日本への関心が非常に高い。
また、2011年の東日本大震災発生時にはセルビア国内でいち早く支援活動が行われ、集められた義援金はヨーロッパで一番多い1億9100万円にも及ぶ。(セルビア国民の平均月収は4万円以下といわれている。)
。。。。。すごくないですか?
※もう一度言います「国民の平均月収4万円以下です」
お恥ずかしながら、私もセルビアへの派遣が決まってからこの事実を知りました。
セルビアで活動する隊員として少しでも多くの日本の方々にこの事実を知っていただければ幸いです。
話は変わりますが
セルビアはスポーツが めちゃくちゃ強いです。
○有名なセルビア出身 アスリート紹介
ノバク・ジョコビッチ Novak Djokovic テニスプレイヤー
このジョコビッチに日本の錦織圭はいいところで何度も負けております。。。泣
ニコラ・ヨキッチ Nikola Jokić NBA選手
この人センターなのに、パスセンスが恐ろしくすごいです。
イヴァナ・スパノヴィッチ Ivana Spanovic 陸上走り幅跳び選手
実はこの前チャリティーイベントで本物を見たのですが、美人過ぎました(笑)
他にもスポーツ分野において
数多くのトップアスリートや有名な監督等を輩出しています。
派遣国紹介ということで本投稿はここまで!
長くなりましたが読んでいただいてありがとうございます。
YUYA